大さん大さん

この前貸した「修正ペン」返して


佐藤くん佐藤くん

あれ、返してませんでしたっけ、ちょっと待ってください…(ごそごそ)…あ、ありました、すみません、机の書類の下に埋もれてました(汗)

机の上がいつも乱雑【「ADHD系 大人の発達障害グレイゾーン」あるある】

基本的に片づけるのが苦手な我々「ADHD系 大人の発達障害グレイゾーン」。机の上も例外ではなくいつも書類や文房具、飲みかけのペットボトル等に溢れていてごちゃごちゃしています。中には1か月以上も前に使ってそのまま放置しているものも珍しくないというカオスな状態。

我々「ADHD系 大人の発達障害グレイゾーン」は「ワーキングメモリ(※)」の働きが弱いので、出したものを使い終わった瞬間に意識が次の対象に向かうため「片づける」というタスクを記憶しておけないという悲しい性(さが)があるのです。

ワーキングメモリとは:情報を一時的に覚えておいてその記憶を使って作業するための脳の記憶機能で作業記憶ともいいます。

机の上の乱雑さと、脳内の処理スペースの乱雑さは比例しています。

机の上に必要のないものがなければ、脳へのメリット盛りだくさん♡

■机の上に必要ないものが置いていないことのメリット

  • 集中力の分散が防げる
  • 脳処理の空き容量が増える
    • 仕事の能率アップ
    • アイディアが出やすくなる
    • 探し物の時間が減って、時間のリソースが増える

対策 『脳内指示代用外部メモ』を使う

先程、片づけられない理由として「「ワーキングメモリ」の働きが弱いので、出したものを使い終わった瞬間に意識が次の対象に向かうため「片づける」というタスクを記憶しておけない」とお伝えしました。それであれば記憶しておけない「使い終わったらその場で元に戻す」というタスクを外部記憶に委ねましょう。『脳内指示代用外部メモ』…平たく言うとカード型のメモに「使い終わったらその場で元に戻す」と書いて目の前の壁かパソコンの画面脇にに目立つように貼っておきましょう。

そして、使い終わったものを片付けるたびに「ガッツポーズ」して脳への達成感というご褒美をお忘れなく。

習慣化するまでは上記のことを周りの同僚にお伝えして「片付け」がおろそかになっていたらすぐに教えてもらえるようお願いできたらベターです。