佐藤くん佐藤くん

大さん、スマホを最新型に買い換えました♡


大さん大さん

へえ、みせてよ


佐藤くん佐藤くん

家に置き忘れました、なんで僕はこんなに忘れ物が多いんだろう~(泣)

忘れ物が多い

「ADHD系 大人の発達障害グレイゾーン」のわたしたちは、とにかく「忘れ物」が多いです。
明日持っていかなければならないものをバッグの横に置いておいても忘れてしまうこともしばしば。
ワーキングメモリ(※)の働きが弱い私たちは、それが視界に入っていても認識できずスルーしてしまうんです。

ワーキングメモリとは:情報を一時的に覚えておいてその記憶を使って作業するための脳の記憶機能で作業記憶ともいいます。

対策:忘れ物対策には付箋(ふせん)を使え!

大さん大さん

「ADHD傾向」の人は、複数のことを同時にやるのが苦手。カバンの横にスマホがあってもカバンだけ持って家を出ちゃうのが「ADHDあるある」…そんな君におすすめは付箋(ふせん)だ。この場合、カバンに「スマホを持っていく」と書いて貼っておく。そうするとカバンを見た瞬間に思い出せるから安心だよ。付箋(ふせん)に大事なことを書くことでやること記憶に定着できて、次に付箋を見た時に「リマインド(思い出す)」できるから、いろいろ応用できるね。


佐藤くん佐藤くん

そうかあ、じゃあ早速カバンに「帰宅時に付箋(ふせん)を買う」って書いて貼っておきますね♪

【ポイント】

「忘れ物」を防ぐには「付箋(ふせん)」を使え!

・「ADHD系 大人の発達障害グレイゾーン」は複数のことを同時にやるのが苦手

・やることを付箋(ふせん)に書いて、必ず目に付くところに貼っておく

・付箋を見たらアクションの流れが習慣化すると「if-thenルール」にもなり一石二鳥

・やることは付箋(ふせん)に書きだす【記憶の定着】→実行【達成感】→その付箋(ふせん)を捨てる【ワーキングメモリの空き領域が増える】

if-thenルール」とは:ニューヨーク大学の心理学者によって考え出された「もしそうなったら、こうする」という実行計画。習慣化しやすく目標達成率の高い手法。

例:

①【if】通勤電車に乗ったら→【then】イヤホンで音声書籍を聴く

②【if】夜寝る前の歯を磨く時→【then】明日の行動予定をイメージする